メガヨット回航記 その7 [ボート]
宮崎地鶏の余韻に浸りつつ
夜半に出航し、ついに本州、和歌山・勝浦港を目指します。
九州南部から紀伊半島までの最短ルートを通るため
部分的に陸地から遠い所を走ることになるのですが
そうなると地味に困るのが、「携帯電話が通じない」事ですね。
陸地が見えなくなる位であれば
まだ電話は通じるのですが、それよりも遠い沖まで出てるので
通じなくなってしまいます
一応、イリジウム携帯(衛星携帯)は持っていったのですが
何せ通話料が1分330円と激高
なので緊急時以外にはあまり使いたくないのです。
メールを受信して、返信しようとした瞬間に
「圏外」になることがたびたびあり、その都度
「うぎゃ~~~~~」となっておりました。
圏外の呪縛からようやっと解放された頃
やっと陸地が見えてきました。
ついに「本州」上陸です
潮岬をかわして、最後の寄港地「勝浦港」に入港します。
この勝浦港、ここならではの変わった風景があります。
海(港内)に面したホテルです。
このホテルだけではなく、何軒もあるんですね。
それぞれのホテルに行くには、渡し船だけが頼りです。
港の一角にちゃんと渡し船用の桟橋があり、結構頻繁に船が走ってます。
ここで最後の給油を行います。
タンクローリー2台でのツープラトン攻撃です(笑)
夕暮れの港内をパチリ。
この後、温泉の共同浴場で汗を流し
最後の晩餐?となりました。
ここのところ肉づくしだった夕食でしたが
和歌山という土地柄もあり、久々のお魚料理です
マグロやアジなどのお刺身や、アジのなめろう、天ぷらなど
いろいろ美味しかったですが
中でもイチバンだったのは、「鯨のお刺身」でした
実はワタシ、鯨を刺身で食すのはこの時初めてでして
最初は恐る恐るひと口食べてみたところ
「ま~いう~~~」
我を忘れ、かなりがっついてしまいました
また画像を忘れてしまい、誠にスミマセン
この後、最後の深夜出航となり
いよいよ母港、「横浜」に向かいます。
もう一回つづく
コメント 0